あえのこと たのかみまつり

たのかみまつり アエノコト

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奥能登の人々は昔から田んぼにいる神様がお米を守ってくれると信じてきました。
田の神様にお礼をするお祭りを「アエノコト」といいます。

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12月5日冬のアエノコトをします。
主人が田んぼへ田の神様を迎えに行き、家に迎え入れます。
田の神様は目が見えない為、主人は手を添えながら丁寧に家の中をご案内します。

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囲炉裏の部屋で休んで頂き田の神様へ今年一年の収穫のお礼をのべます。

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それから少ししてお風呂へ入って頂き、そのあと沢山のごちそうを一つ一つを声に出して説明し召し上がって頂きます。

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田の神様がお食事を終えた頃ご膳を下げ、主人と家族で頂きます。
これにて冬のアエノコトは目出たく終わり翌年の2月まで家で過ごして頂きます。

2月の立春過ぎた頃、田の神様が田んぼにお帰りになられる春のアエノコトを行います。
田んぼで使う農具もいかされますようにとくわの神様にお願いをします。
主人は若松様とくわを背中に背負って田んぼの真ん中に若松様をうえ、お神酒を根元にかけ清めます。

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そして田の神様に「田の神様、今年もどうか実り良いものになりますように、家族が健康で元気に働けますようにお守りください」とお祈りします。

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これがアエノコトの流れとなります。
多少の様式の違いはあれど奥能登地方ではこのように田の神様に1年の収穫の感謝を捧げ翌年の収穫のお祈りする農耕神事が伝えられています。
中橋商事ではご協力頂きました紙芝居をもとに作物が実ることへの感謝、収穫出来る事への感謝・お祈りの風習を伝承していきたいと思い活動を行っております。
紙芝居の実演・貸出等も行っております。
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